朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

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NC研究会

久々の更新です。最近はブログに書けないようなアンダーグラウンドな仕事ばかりしていました。まあ要はあまり研究はできていないということです。 それからなんといっても査読&編集委員の仕事はきつい。 これに関してはいろいろ愚痴りたいのですがそれは稿を改めることにして、今日は昨日1日だけ(というか半日ぐらい)参加したNC研究会の報告です。さらっと行って、するっと帰ろうと思っていたのですが、なかなかそういうわけにはいかなかったという話です。

朝つくばを出て、玉川学園前に着いたのが10:30過ぎ。遠いです。すずかけ台と似たようなものですが、北千住からの乗り換えが一回多い分玉川の方が遠い感じです。

とりあえず会場に行ってみるとSVMのセッションでした。九大の高橋先生のところの学生さんが、SVMの部分変数最適化のところに共役勾配法を適用してすごくいい成績を出していました。そのほか多クラスの話とかがいくつかありました。

お昼を食べた後、休憩室でお茶を飲んでいると、某先生が盲腸で入院していたというニュース。 これが今回のNCでは最大のニュースでした。 某先生研究のしすぎではないでしょうか。 お大事になさってください。

さて、午後最初のセッションで高畠さんと私の Progressive Contrastive divergence 法の発表がありました。 発表前に、教室を見回しても高畠さんが現れないのでいやな予感がしていたのですが、発表時間になっても現れず、仕方なく前代未聞の黒板プレゼンテーションを始めることにしました。 心の準備があまりできていなかったので、時間内にしゃべれるか全く自信がなかったのですが、話を少し始めたところで高畠さん登場。というわけで事なきを得ました。

この話は、通常最急降下の1ステップごとにMCMCをいっぱい走らせる必要のあるボルツマンマシンの学習を、MCMC一発だけですませようというちょっと前の Hinton の提案した contrastive divergence 法を改良した話です。 上記のようなトラブルがあって質疑の時間が取ってもらえなかったのですが、シンプルだし、なかなかおもしろい話です。 高畠さんはネガティブな側面を結構強調していたのですが、うまく改良してやれば理論的にもいろいろやることがあると思うので、もう少しいじってやろうと思っています。

さて、発表も終わったことだし、そろそろ抜けようと思ったら麻生さんから急遽座長の依頼。ICAと強化学習のセッションでした。産総研の一杉さんの話は事前に聞いていたので中身はある程度知っているのですが、それにしても話がいろいろ複雑すぎてどの辺に焦点を当てて聞くべきかが難しいですね。まあシステム的な研究というのはああいうものなのかもしれません。 あとはまっとうな ICA の研究。石井先生のところのスイッチングをセミマルコフモデルという2段階スイッチングみたいな形のマルコフモデルでやった実験結果がきれいでした。不勉強で今まで知らなかったのですが、なかなかいいモデルですね。最後の強化学習の話は、素人的な質問をして演者の人を困らせてしまいました。すみません。

というわけで、さらっのつもりが結構どっぷりつかってしまったNC研究会でした。そういえば奈良先端の柴田先生が IEEE computational intelligence society 関連で仕事をされているというのをちらっと聞いたので、きっとこの業界も盛り上がるでしょう。

ちなみに 4/1 から始まる IEEE symposium series on computational intelligence (SSCI2007)というのがありますが、私はその中の bioinformatics 関連のシンポジウムで、福水さんとやった遺伝子ネットワークの能動学習の話を(ポスターですが)する予定です。それから、連名ですが datamining の方のシンポジウムで産総研のイントラネットの web log 解析した結果を発表します。 どちらもそれなりにおもしろいと思いますのでお暇な方は見に来てください。


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