朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

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御礼!第2刷発行

「カーネル多変量解析」の第2刷(2009年6月25日)が発行されました。
これもひとえに皆様のご愛顧のおかげです。 ありがとうございます。

第1刷で発覚した誤植はすべて修正してあります。
あと、最初の方の章で「定理」という名前はつけないで定理みたいな形で書いていた見出しが
節の見出しと紛らわしかったのを、体裁を変えて見やすくしました。

誤植のある第1刷が欲しいという方(そんな人はいない)は在庫が少ないと思いますのでお早めに。
また、第1刷は買ったんだけど、誤植があるのでイヤという方は是非第2刷をお求めください^^;

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通信号特集号「大規模データ」&岩波本続刊「調査観察データの統計科学」

今日は2件あります.

1件目:
2009年7月号の電子情報通信学会英文誌D はこのブログでも何度か触れてきた
「学習・最適化における大規模アルゴリズム」小特集です.

目玉の一つは2本の招待論文です.
・1本目は鹿島,井手,加藤,杉山の4氏による大規模カーネル法のレビューで,赤穂本ではあえて詳しく触れなかった?カーネルの大規模アルゴリズムについて詳しく書かれています.岩波本サポートページでもこの論文にリンクを張ってお茶を濁そうかと...(こんなんばっかですが)
・もう一本はランダム最適化の分野でシンプルながら有効な手法として定評を得つつある swarm optimization のレビューを筑波大の亀山さんに書いてもらいました. 最適化の研究者にもちょっと使ってみようかなというユーザの方にもお楽しみ頂ける内容です.

一般論文は foreward にも書いてありますが,一般投稿論文17本中採択が論文3,レター1ということで,超難関低採択率になっております. 当然採択論文の質は高いわけですが,不採録判定の論文も相当ハイレベルでした. 分野ごとに査読規準の公平化が必ずしもうまくいかなかったかもしれませんが,これはひとえに幹事の私の責任です. でもこれは昨今の超厳しい国際会議やジャーナル論文などで最近よく耳にする問題点であり,そうやすやすとは解決できないでしょう.

2件目:
「確率と情報の科学」シリーズと銘打っていたものの長らく1冊だけで寂しい状態が続いていた岩波本ですが,ついに第2弾が出ます.

星野 崇宏著:
調査観察データの統計科学 ―― 因果推論・選択バイアス・データ融合 ――

で,岩波の新刊のページによると7月29日発売予定だそうです.
しばらく前から(岩波より先に^^)丸善などでは出ていましたが,e-honなどいくつかのオンライン書店で予約受付中となっています. 例の流通経路の影響か amazon に出るのは少し先でしょう.

私も草稿段階で読ませていただいたのですが,ある意味カーネル本とは好対照をなす本です.
目次を見ると,共変量シフトやセミパラメトリック,EMアルゴリズムなど機械学習になじみの深いキーワードが並んでいます(目次はまだあまり出回っていないので詳細は省略).
一方,中を見るとカーネル本と違い,さまざまな事例研究が紹介されており,社会調査などに関してうんちくがたまるような面白い話がたくさん載っています.

いずれにしても,これでやっとシリーズとして認知されそうなので,カーネル本が一般書店に出回る日も近い? (岩波は返本制でないので小さいところでは厳しいとは思いますが)

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