朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

岩波本第3刷へのお礼と春の衣替えなど

つくばでは桜も満開ですが,ご愛読いただいている「カーネル多変量解析」も4月5日付けで第3刷が発行されました.
ひとえに読者の方々のおかげです. 誠にありがとうございます.
第2刷で見つかった誤植もほとんど修正されています.
(増刷が決まった後,また新たな誤植も見つかってしまいましたが)

出版から1年半,そろそろ売れ行きも落ち込んできましたが,新入生の方々に期待しております^^;
ちなみに相変わらず茨城県内の書店では目撃しておりません(もう見る機会もないかも).
先日盛岡に出張した際ジュンク堂で見かけて思わず手にとってみると,なんと最初に発行された1刷でした.
まあ売れてないな―という思いとともに,長い間本棚にいてご苦労様という気分になりました.

本というのは出版までが半分その後が半分で,読者の方々のさまざまな批評や感想
などによって本も著者も成長していくのだなあと感じています.
...と書いている割にサポートページの更新がおろそかなのはお許しください.
もうしばらく前になりますが,たにちゅーさんのブログで2009年に読んだ本ベスト5に選んで頂いていたのを知り,感激しました.

岩波と言えば,当シリーズの前の「統計科学のフロンティアシリーズ」には非常に好著がそろっているのですが,ぼつぼつ絶版の巻が出てきているという話を伺いました. とても残念ですが,世知辛い昨今仕方がないのかも知れませんね.

さて,春と言えば新たな年度のスタートですが,IBIS の本家本元オフィシャルである情報論的学習理論研究会が電子情報通信学会の第1種研究会というものに昇格しました.
名前も「情報論的学習理論と機械学習研究会」というように機械学習という言葉がついて,新しい枠組みでのスタートとなります.
6月に早速大々的に研究会が開催されるようです.
オーソライズされていくといろいろ小回りはきかなくなるなどのデメリットもありますが,もう細々とゲリラ的にやるようなのは許されないくらい分野として盛り上がっている証でもあると思います.

ibisml にはメーリングリストのほか,なんと twitterアカウントもあり,@ibismlをフォローするといろいろ情報が流れてくるようです. twitter にも最近すっかりなじんできましたが,私がフォローしている若い人たちのつぶやきを見ていると,ともかく元気ですばらしいというのを日々感じることができます. 生駒日記で超有名な @mamoruk さんのように,若いんだけど発言内容はどう考えても私などよりずっとしっかりした考えの人もおり,とても勉強になります.

さて,最後ですが,私自身も4/1付けで組織改編により所属名が変わり,産総研の脳神経情報研究部門からヒューマンライフテクノロジー研究部門というところに変更になりました. 研究グループ名は情報数理研究グループのままです.
日頃お世話になっている方々全員にご連絡することは不可能なのでこちらのブログにて告知させて頂きます.
ヒューマンライフというとなんだか人生設計みたいな響きですが(それゆえ英語名は単に human technology です),生命工学のほか人間工学や生活工学などを包含したネーミングです.
まあ名前はどう変わってもひたすらよい研究ができるよう精進するだけですので今後ともご指導の程よろしくお願いいたします.


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