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朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

カーネル多変量解析10刷お礼

11/5 付でカーネル多変量解析の10刷が出ました.今回は特に修正なしです.
ディープラーニングの陰に隠れ細々とではありますが長きにわたりご愛顧いただきありがとうございます.

また11/4~7 には IBIS2018 が札幌で開催されました.(しましまさんのメモへのリンク
毎年発表件数や参加者が増えすぎて予測がつかず運営の方々もご苦労が多かったようです.
チュートリアル・オーガナイズドセッション・ポスターセッションいずれもクオリティが高く楽しめました.
査読なしであれだけクオリティが高く維持できるのはとても貴重だと思います.

多くのトップ国際会議では査読でクオリティを保っている部分もありますが,査読が研究者の大きな
負担になっています.その割に査読者によるばらつきが多くてあまり有効に働いてない気がします.
採録される論文と不採録論文の質的な違いはほとんどない現状だと思います.

研究を進めるという観点で言えば ArXiv に出た論文でも最近はちゃんとリファーされるわけですし,
査読を厳しくするという文化は見直した方がよいのではないでしょうか.
査読なしにすると会場のキャパが足りなくなるという問題が起きますが,例えば
ちょっと分野は違いますが北米神経科学会のように,ほぼ査読なしで巨大な会場を用意して,交流と議論の場として活発さを保つことは可能だと思います.
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