朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

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カーネル多変量解析第8刷お礼

お久しぶりです。

2016年9月5日付でカーネル多変量解析の8刷が発行されました。
もう初版から8年ほど経っていますが、ご愛顧いただき有難うございます。
8年の間に、計算量やメモリ量を削減するような手法の工夫や、福水さんのカーネルベイズの登場などでいろいろな進展がありましたが、基本的に重要な部分はそれほど変わっていないと思います。
また、今回はしばらく放置していた誤植を修正しました。

一方世の中はディープラーニング真っ盛りで、私も成り行きで某雑誌に解説文を書いたりしました。
ディープラーニングも理論的にいくつか面白い研究がある一方で、世の中は実用化に対する過度な期待感があって、状況が違うとはいえ、昔のニューロブームに似た空気感を感じてしまいます。

いろいろな大学や研究所でAIやデータ解析の研究センターが設立され、いろいろな予算を獲得しようという話をたくさん聞きますが、だいたい箱だけ作って中身がなくて、ふたを開けてみたらAIじゃない人たちばっかりだったということも多いみたいです。

何回も書いているように、私はどちらかというとそういう喧騒からは少し距離をおいて研究していきたいなと思っています。
秋の夜長、じっくり本でも読みながら過ごしたいと思います。
本と言えば正定値行列や制御の情報幾何で有名な小原敦美さんから献本いただいた
行列不等式アプローチによる制御系設計 (システム制御工学シリーズ)
はあまりまじめに勉強してこなかった制御の話がしっかりと書かれている本なのでとりあえずこの辺から読んでみようかなと。

情報幾何で思い出しましたが、チェコで開催された情報幾何のワークショップ IGAIAに参加しました。甘利先生も80歳になっても相変わらず衰えることなく研究にもビールにも遠足にも全力を注がれていました。 凄過ぎます。

情報幾何関係の最近の書籍としては、以前に紹介した藤原さんの
情報幾何学の基礎 (数理情報科学シリーズ)
の他、甘利先生が日本語で書かれたものを英訳した上で全面的に手を入れた
Information Geometry and Its Applications (Applied Mathematical Sciences)
も出ましたし、名工大の松添さんの
Differential Geometrical Foundations of Information Geometry: Geometry of Statistical Manifolds and Divergences
も近日中に出版されると思うので、数学的にしっかりしたものを読みたい方にはお勧めだと思います。









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