朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

集中講義

お久しぶりです.

大阪大学で1週間の集中講義をしました.
そのときにブログを読んでくれている人がいるのがわかって涙出るほどうれし過ぎたので集中講義について書いてみます.
(もろもろ仕事が遅れていてご迷惑をおかけしている方には申し訳ありません.がんばります)

今までも集中講義をやらせていただいたことはあるのですが15コマフルスペックのは今回が初めてでした.

大学の先生と違い,手持ちのストックが少ないので準備が大変だったのと,1週間にこんなに話をすることもないので,体力的には大変でした.
ただ担当していただいた狩野先生や事務・研究室の方々に気を遣っていただき,非常に温かく迎えてくださったので,授業をしている以外は天国にいるような感じでした.

直前に知り合いの鈴木譲先生にツイッターで思いっきりハードルを上げられた感もあり


歴代の前任者が駒木先生@東大,福水先生@統数研,金森先生@東工大,鈴木大慈先生@東大と,統計機械学習業界では泣く子も黙るそうそうたるメンツで(駒木さん福水さんは後で知ったのですが),その後任としてはプレッシャーも半端ありませんでした.(逆にこんなラインアップの上に大御所の狩野先生にご指名いただいたので断るにも断れませんでした)

譲先生のツイートのおかげか,初日は教室に入りきらないぐらいの受講生の方がおられてびっくりしましたが,二日目以降は順当に減少.内容は機械学習の基本的なところ,特に基本的な数学のでてくるところが中心で,それだけだと飽きると思って R を使った簡単な実演なども入れました.

実際はやや中途半端で,もう理論バリバリの研究室の方には物足りなかったでしょうし,ツイッターで少し見かけたのは「R を使ったデータ解析実演に期待していたけど理論ばっかりでツライ」みたいな投稿でした.

集中講義という性格上,受講生の方がどういうカリキュラムでこれまで来られたかがわからないので,レベル感の設定が非常に難しかったです.あと,ふだん早稲田大学とかで授業をするときはスライドとかは使わず板書でやるのに慣れているので,どうもスライド中心の講義は慣れなくて,スライドに書いてあるのに結局同じことをホワイトボードに書きながら説明したりとか,その辺りは練習しないといけないなと思いました.

よく知られていることだと思いますが,そもそも大学の先生は,小中高と違って特に教え方とかを学ぶことなく教えることになります.
それは昔は,大学というところは先生から教えられる受け身ではなく,基本的には学生が主体的に勉強する場だからという考え方だと思います.
ところが昨今はそうもいかないようで,休講もたくさんは取れないようですし,大学院の授業を全部英語にしているところもあるようです.(笑い話としては留学生から日本語に戻してくれという要望があるとの話も聞きましたが...)

職業訓練みたいな授業も結構増えているようですが,何のための大学なの?って話です.

ともかく一週間講義しまくって,そのうち用意したネタも使い果たしたので,手元にあるスライド適当に使って時間を埋めるというぐだぐださで,まさに刀折れ矢尽きた弁慶の立往生のような終わり方で学生の皆さんも迷惑なことだったと思いますが,最後まで聞いていただいてありがたいことでした.

おまけに最初のころまだ元気だったので講義終わってから近くの伊丹空港に飛行機撮りに行って撮った写真です.

今週一週間は阪大で集中講義。 今日は講義終えてから、飛行機撮影の有名スポットの千里川土手に。 すごい大砲構えてる大勢の人たちの中でポケットコンデジで撮影

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