朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

ダウン & お詫び _o_

統数研公開講座当日にダウンして,二日目に日程をずらしていただきました. なんか話の流れがおかしくなってしまって申し訳ありません.
参加者の皆様,いろいろフォローしてくださった福水さん,松井先生,その他統数研のスタッフの方々ご迷惑&ご心配をおかけしました.

二日目も途中で息切れして予定より早く終わってしまいました(しゃべる内容がなくなったという説もあるが). お金を払って来てくださっている方々に申し訳なかったです.

SVM の問題点とかについて質問があったときも福水さんと松井先生が全部答えてくれて助かりました. あと追加するとすれば,SVMはローカルミニマムがないといっても計算量は相当かかるヘビーな方法であることには変わりないですね. その後,田邉先生が Bochner の定理について質問していいて,基底を一般化するような話をされていましたが,実ユークリッド空間で考えている限りは多少ドメインを区切ったくらいでは一般化できないと思いました. 当日は議論する元気がなかった. でもいずれにしてもあまり自信はないので後で福水さんに確認しておこう.

配布資料は誤植がいっぱいでとても読むに耐えないものですが,修正した最新版は近いうちに公開できる予定です.

講義していて思ったのはVC次元の話はSVMとセットでコンパクトに話そうとするとやはりなんか少し浮いてしまう感じですね. VC は基本的に2値損失で話が進むのにSVMは区分線形損失だし,マージン識別器のクラスの話も luckiness をちゃんと説明しないとなんかだましてしまった感じになるし. この辺もうちょっとスライドに注釈を加えておくべきでしょうか.

さて,体の方は,もうすっかり大丈夫なのでご心配なく.
皆さんも無理せずお体お大事に.

なんか最近自分にしてはがんばれちゃっているなーと思っていたのだが,それがまずかったようです. きっとそれが無理のはじまりだったんだろうなあ. やっぱり適度にさぼるようにしないと. 昔部活で炎天下の中しごかれていたときも,先輩の目を盗んで倒れないように自己防衛していたんだなあと思うし. 甘利先生も,忙しいけどうまくさぼっているようなことをおっしゃっていた. 今回も ICONIP の査読とかはかなりサボったし(著者の皆さんごめんなさい),逃避行動も結構したのですが(逃避行動のしすぎが問題だったか),ほかの人と一緒にやっている仕事はなかなか手が抜けません. でもしばらくはちょっとぼーっっとさせてもらいます.

あと,ダウンの経緯はどうでもいいことですが,ある意味貴重な体験だったので,追記のところにだけ書いておきます. もうすっかり回復しておりますので,お見舞いその他全く不要です^^;. 念のため.

いつものように赤ちゃんを寝かせつけ,11:00頃やっと仕事にかかれる. ずいぶん睡眠不足が続いており,明日の講義に差し支えるといけないと思い,ざっとスライドを見直す程度で寝ることにする.なんかパソコンのモニターを見ているだけで目がちかちかして集中できない. おっと,職場から補助をもらっている英会話の教材も今日の分をやっておかないと. 結局何時に床に入ったかは忘れてしまった.

明け方赤ちゃんが泣いたので目が覚めたが,どうにも気持ちが悪い. ため息をついたりして逃がしてやっていたがどうにもたまらずトイレに行くと激しく吐く(すみませんお食事中の方). 吐いているうちになんだか地球がぐるぐる回り始めて止まらなくなる. 頭だけなんか別の世界に入ってしまったように動けなくなり,立っていられなくなってはいつくばる. 親類が脳出血で倒れたときもこんなんだったなあなどと嫌な予感に駆られながら這って階段の下まで行くが相変わらず地球はぐるぐる回っている. アルコールを一滴も飲んでいないのにこんなのは初めてだ.

やはりこれはまずいと思い妻を呼んで救急車を呼んでもらう. うちの場合小学生の子供と乳飲み子がいるのでそれらを全部連れて行かなくてはいけないから大変だ. つくばのセンターに住んでいるので救急車が来るのは早い. 救急隊員に名前や生年月日を聞かれるが,なんとなく呂律が回らず通じない(ただし後で妻に聞いたところではちゃんと言えていたと言っていた. 単に地元民の救急隊員と言葉が通じないだけだった).

ビニールシートみたいなものに包まれて救急車に運ばれる. 人の付き添いで乗ったことはあるが,自分が患者になって救急車に乗るのははじめてだ. でも地球が回り続けているので楽しんでいる余裕は全く無い.

病院までは車で2-3分,あっという間に着いた.赤ちゃんもなんとなく雰囲気を察してかおとなしくしているようだ. 病院に着くと私だけ処置室に運ばれとりあえず点滴をされる. 点滴も生まれて始めての経験だ. 思ったほどは痛くないが,血管が細いので看護婦さんが入れるのに苦労している. この頃になると地球のぐるぐるもいつの間にか止まっている. お医者さんが診察に来たときにはもうずいぶん落ち着いていた.

診察の結果,たぶん何かのきっかけで三半規管に異常をきたして激しいめまいがおこったとのこと. やはり疲れがたまっていたのか.
病室に運ばれ家族と会う頃にはもうすっかり大丈夫という感じになっていた. とりあえず福水さんに連絡しないとまずい. なんとなくどんどん回復してきているから気分的には行けそうな気もするが,さすがに今日はやめろと言われた.

血液検査とかの結果も問題なし,脳血管の疾患の疑い全くなしということで,点滴が終わればとりあえず薬を出して様子を見るから家に帰ってよいということになる. 靴も持たずに来たので,近いとはいえ妻が家まで買って車と靴を持って往復. 病院を出る頃には赤ちゃんをだっこできるまでに回復. うーん,ここまで回復してしまうと,お騒がせしたのが申し訳なくなるぐらいだが.

でもとりあえず福水さんに連絡して松井先生と時間を入れ替えてもらうことになる. 私はひたすら赤ちゃんと一緒にお昼寝お昼寝...
さすがに食欲は全然無かったが,次の日は行けそうな雰囲気になった.

でも実際講演しているとかなりきつい. 松井先生に勧められて途中からは椅子に座ってやらせてもらったが,余計に甘えが出たのか力尽きて途中から説明が投げやりに.

それにしても倒れながら,「もうだめかも」という状況下では,「このまま楽になれるかも」と一瞬思いましたが,基本的にはやっぱりまだ死にたくないなとは思いました. まだ走馬灯が回るほど危機的ではなかったなあ.

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コメント

Bochner の定理の一般化について

田邉先生の質問の件は,福水さんに聞いて氷解しました.
第一象限で考える場合は x-y 型ではなく,x+y型のカーネルを考えるということで,x+y の Laplace 分布の畳み込みの形に限られるようです. より詳しくは Berg et al. などに書いてあるそうです.

  • 2006/07/12(水) 13:48:10 |
  • URL |
  • あかほ #kKb.gW6k
  • [ 編集]

配布資料最終版

配布資料の最終版を福水さんのところにおいてもらいました.
http://www.ism.ac.jp/~fukumizu/ISM_lecture_2006/

  • 2006/07/19(水) 15:05:08 |
  • URL |
  • あかほ #kKb.gW6k
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