朱鷺の杜(IBIS)ブログ

情報論的学習理論(IBIS)に関する管理人の独断と偏見に満ちた意見

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数学セミナー「統計科学のすすめ その2」

ずいぶん書いていなかった気がしますがなんだか研究以外の用事が多いというのはあまり精神衛生上よろしくないですね.

さて,数セミ11月号(表紙にIIと書いてあって2月号かと思った)はかねて伊庭さんから聞いていた統計科学特集その2です.(その1がいつだったのかは不勉強のため知りません)

数セミなのでかなり一般読者向けにわかりやすくはなっていますが,行間を読めばなかなか奥深い著者の意気込みが伝わってきます.知っている人が多いので「よこがお」のメッセージが楽しいです.

まだちゃんと読んでいないので安易な感想は差し控えますが,全体としてのまとまりは「ベイジアン」です.伊庭さんが全体の総括(personalization とベイズモデルの効用について),久保先生@北大は生態学への応用,丹後先生@保健医療科学院は医学分野の事例,樋口先生がパーティクルフィルタとデータ同化,持橋さん@NTTが言語への応用として無限次元モデル,締めで田邊先生が統計科学を哲学的に論じています.

無限次元モデルで思い出しましたが,神経回路学会誌の樺島科研費解説特集第2弾で,渡辺澄夫先生@東工大が無限次元確率分布について述べられています. 渡辺先生の記事を読むといつも背筋が寒くなるかというか,こちらの浅はかさを全部見通されているような,ソクラテスと話しているような気にさせられます. 渡辺先生としてはそうやって我々の知識レベルを上げようとされているのだとは思いますが.

話が脱線しましたが,伊庭さんが最後にブックレビューとして何冊かの本を挙げられています.やはり出発点は「情報量統計学」なのですね.
最近の本では Bishop 本と Mackay 本が挙げられています.Hastie 本ではないところがやはりベイジアン特集らしいところですね.そもそも Hastie 本は初心者には勧めにくいですが.

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